新車を買うときは、できるだけお得に購入したいですよね。
ただ、間違った商談を行うと好条件を引き出せなくなってしまいます。
そこで、これまで複数回にわたり「新車をお得に購入するためのポイントや疑問」についてお話ししています。
※新車をお得に購入するためには、ポイントがいくつかあります
⇒商談での競合は営業マンに嫌われる?隣県で新車購入していい?新車をお得に購入するポイント
※他店の見積書は、見せないほうがいいです
⇒販売店同士で値引き条件を談合してる?他ディーラーの見積りを見せていい?新車をお得に購入するコツ2
※友人からの紹介は、値引き拡大に不利になる可能性ありです
⇒ホンダ販売店の資本違いの見分け方。紹介は値引き拡大に有利?新車をお得に購入するコツ3
※ある程度の頭金を用意できる人、長期で乗る予定の人は、通常ローンがお得です
⇒残価設定クレジットはお得?どんな人向け?任意保険は値引き交渉に使える?新車をお得に購入するコツ4
今回も引き続き、新車をお得に購入するためのポイントや疑問についてお話ししますね。
今回は、
・同じディーラーの営業所同士で競合をしてもいい?
・下取り車の自動車税は戻ってくるの?
・下取り車の重量税や自賠責保険料は戻ってくるの?
・下取り車の車検切れが近いけど、納車に間に合わない場合はどうすればいい?
についてです。
あなたは、これらに悩んでいませんか?
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目次
ネッツトヨタ○○店××営業所とネッツトヨタ○○店△△営業所での競合ような、資本が同じディーラーの営業所同士での競合は、絶対にしないでください。
資本が同じディーラーで営業所を変えて商談すると、「同じ会社で競合するなんて嫌な客だ」と営業マンに悪い印象を与えてしまいます。
また、一方の営業所で獲得した値引き額や下取り査定額を、ほかの営業所にばらしてしまうと、横やりが入って値引き条件がパアになってしまうこともあるんです。
黙っていれば分からないと感じるかもしれませんが、販売店のコンピュータはネットワークで繋がっています。
どこかの営業所で見積りを作ると、ほかの営業所でも名前を入力するだけでその見積書を見ることができるんです。
競合は、資本(会社)の違うディーラーで行なってくださいね。
自動車税は、1年分(4月~翌年3月分)をまとめて払うため、車を売却したり廃車にしたりすると月割で還付される制度になっています。
なので、商談の時には「下取り車の自動車税は戻ってくるんですよね」と営業マンに確かめてください。
販売店によっては、黙っていると戻してくれないこともあるので要注意です。
ただ、車買取店に車を売却する場合は、買取り査定額に自動車税が含まれていることが多いです。
査定を受ける前に、自動車税の扱いについて確認するのがおすすめです。
ちなみに、軽自動車の場合は、自動車税が年額で7200円と安いため返還される制度はありません。
自動車重量税と自賠責保険料は、新車を購入したときは3年分、その後は車検のときに2年分まとめて払います。
しかし、自動車重量税と自賠責保険料は、車検と切り離せないもの(自賠責保険がないと車検ができないため)なので、基本的に返還されず、下取り査定額に上乗せされます。
つまり、提示される下取り査定額に、自動車重量税と自賠責保険料の残り分が含まれているんです。
ただ、中古車としては価値ない低年式車を下取り査定に出すときは要注意です。
たとえ下取り査定額が0円だったとしても、車検の有効期間が3か月以上残っていれば重量税と自賠責保険の残り分が返却されることがあります。
販売店のなかには、何もいわないと返却してくれないこともあります。
車が廃車になる場合でも「自賠責保険の残り期間分は戻ってくると聞いたんですがどうなりますか?」と確認してくださいね。
納車前までに車検が切れてしまう場合は、新車販売店に代車を手配してもらうよう交渉してください。
また、車買取店に売却する場合も、「新車が届くまでの間は、無料で代車を貸してもらいたい。OKなら契約します」と交渉すると効果的です。
長期間は難しいですが、1~2週間なら無料で貸してくれることが多いですよ。
ただ、代車を無料で貸してもらうためには、契約前に交渉してくださいね。
契約後に相談しても無料代車を用意してもらえることは、ほとんど無理なので注意が必要です。
ちなみに、車買取店の代車は、「走ればいいでしょ」的な低年式車が多いので気をつけてくださいね。
このように、新車をお得に購入するためには、気をつけたいポイントがたくさんあります。
お得に新車を購入できるように、商談のときに行ってくださいね。