車買取の二重査定やキャンセル料請求トラブルに対する対処法

目安時間:約 10分

車買取で愛車を売却することは、ディーラーなどの下取りよりも高い査定額が出ることが多いです。

 

また、即日現金払いしてくれたり、無料で査定をしてくれたりと、とても便利なサービスです。

 

けれど、そんな車買取も、

 

「査定をした後に他店で売却することに決めたら、キャンセル料を払えと言われた」

「再度、査定をしたところ事故歴が見つかったので査定額を減額しますと言われた」(再査定、二重査定のトラブル)

 

といったトラブルが起こることがあります。

 

なので、このようなトラブルが起こった時の対処法についてお話ししますね。

 

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  • 大切に乗ってきた車だから、1円でも高く売りたい
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このサービスを使えば、50万円以上も高く売ることができる可能性があります。

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他店での売却を決めたら、キャンセル料を払う必要があるの?

車を高く売るためには、複数のディーラーや車買取店に査定を受けることは重要です。

 

※車買取店やディーラーの査定額を競合させると、査定額が大幅アップする可能性も

車買取一括査定ランキング|車は下取り&一括査定が高く売るコツ

 

 

基本的に車買取店は、査定を無料で行ってくれます。

 

けれど、ときどき「複数の買取店の査定を受けたあと、A社に売却してB社に断りの連絡をしたら、B社からキャンセル料を請求された」ということが起こる場合があります。

 

けれど、もしこのようなことを言われても、売却の契約書にサインをする前なら、キャンセル料を払う必要はありません。

 

 

ただし、契約書にサインをしたあとにキャンセルをした場合は、契約違反となります。

 

そのため、売却をキャンセルした場合は、キャンセル料(違約金)を請求させる可能性があるので注意です。

 

また、契約書にサインした後に、オプションパーツを外すなど車の状態を変えた場合も、違約金を請求される可能性があります。

 

※契約後に車を変えるのはNGです

下取りや買取査定後に車に傷をつけた場合、査定額はどうなる?事故をした場合は?

 

契約後に、契約した内容を変更するのはトラブルのもとになるので注意してください。

 

どうしても契約をキャンセルしたい場合は、すぐに営業マンに連絡してくださいね。

 

 

ちなみに、車を購入するときも、契約後のキャンセルはトラブルの元になるので注意してください。

 

再査定(二重査定)のトラブルって?

次に、再査定(二重査定)のトラブルについてお話ししますね。

 

まず、再査定のトラブルとは、「売却の契約をして引き取りをしてもらった後に、査定額を減額してきてもめる」というものです。

 

例えば、車買取店と売却の契約をし、車を引き取ってもらった数日後に「再度、査定をしたところ事故歴(故障)が見つかったので査定額を減額します」と言ってくることがあります。

 

そして、「じゃあ売却をキャンセルします」というと、「キャンセル料が○○万円かかります」と言ってきます。

 

このように、引き取り後に査定額を減額するというものが、再査定に関するトラブルです。

 

 

同じようなパターンとしては、

 

・引き取り後に新たなキズが見つかったので減額

・引き取り後にトランクにへこみがあったので減額

・中古車で購入したので前のオーナーの時の事故歴は不明と伝える ⇒新たな事故歴が見つかったので減額

・過去に車をぶつけたことがあると申告 ⇒別の事故歴があったので減額

・事故歴があると正しく申告 ⇒事故歴(修復歴)が思った以上にひどいので減額

 

というようなことを言ってくる場合もあります。

 

 

また、国民生活センターにも、以下のようなトラブル事例が紹介されています。

 

事故車と言われ、引き渡し後に減額された

 

新車を買うために今の車の査定を申し込んだ。3 日前、自宅に来てもらい査定してもらったら22 万円で買い取ると言われ、その場で契約し車を引き渡したが、2 日後業者から「隣の県のオークション会場に運び点検したら、事故車と判明したので半額での買い取りになる」と言われた。3 年前に6 年落ちで購入したが、そのときには事故車だとの話はなく自分も事故を起こしたことはないと伝えたが、業者は、「納得がいかなければキャンセルするが、運送費3 万円を解約料として払え、払わないと車は返さない」と言う。

(2011 年11 月受付 30 歳代 男性 給与生活者 静岡県)

(引用元:国民生活センター)

 

残念ながら、このような再査定のトラブルは、ときどき起こっているんです。

 

再査定で減額といわれたときの対処法

再査定で減額と言われた場合、お客はそれに応じなくてはいけないでしょうか?

 

結論からいえば、応じる必要はありません。(ただし、事故歴を隠していた場合は、応じる必要があります)

 

 

売買契約には、法律上、『瑕疵担保責任』(かしたんぽせきにん)というものが存在します。

 

瑕疵担保責任により、故意に事故歴や水没歴、メーター戻しなどを隠していた場合は、売った側(お客)が責任をとらなくてはいけません。(瑕疵:法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること)

 

一方、正しく事故歴や傷などを申告して査定を受けた場合や、中古車を購入して前オーナーの時のことは知らないという場合は、“瑕疵”に当たらないので売った側は責任を取る必要はないんです。

 

 

国民生活センターでも、再査定のトラブルに関して以下のようにアドバイスしています。

 

契約後の車両の瑕疵を理由にした契約の解除や減額は、原則として認めなくてよい

 

査定して契約後、「よく調べたところ車には事故歴があることが判明したので、買い取り額を減額する」「修復歴があることがわかったので解約する」などと、事業者から、減額や解約を求められることがある。

 

車両に「隠れた瑕疵」があった場合、事業者は消費者に対し、瑕疵担保責任に基づいて損害賠償および契約解除を求めることができる。しかし、事業者は査定のプロであり、通常の注意を払えば修復歴などは発見することができるものであり、事業者側に過失があったということができる。このように過失があった場合には、瑕疵担保責任を求めることはできない。

 

また、「契約車両に重大な瑕疵の存在が判明した場合には、契約を解除することができる」といった、事業者の過失の有無に関わらず解除できる条文が契約書にあっても、この条文は消費者契約法第10 条(消費者の利益を一方的に害する条項の無効)によって無効とする主張が可能である。

 

車両の瑕疵を理由にして、契約後に買い取り価格を減額された場合には、この考え方をもとに交渉すること。

(引用元:国民生活センター)

 

この判決では、故意に隠した事故歴や傷などに関してはお客が責任を取る必要があり、それ以外のものに関しては発見できなかった査定士に問題があると言っています。

 

なので、業者から減額すると言われても、応じる必要はないんです。(ただし、故意に隠した場合は、減額に応じなくてはいけません)

 

また、「“契約書に契約解除する場合は10万円払う”と書かれているので、キャンセルする場合は10万円払っていただきます」と言われても、払う義務はないので、もちろん応じる必要はありません。

 

 

もし、買取業者と再査定などのトラブルが起こったら、毅然とした態度で

 

・最寄りの国民生活センター(消費者生活センター)にただちに相談する

・キズや事故歴の証明書を買取業者に発行してもらう ⇒消費者センターに相談

・買取業者が大手なら、本社に“営業所”と“担当者”の前付きで苦情を入れる

 

ようにしてくださいね。

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