自動車メーカーのホームページを見たり、テレビCMをみたりすると、「販売台数No.1!」の文字を見ることが多いですね。
売れているということは、人気があるということですが、売れている車だからといって、100点満点の車はありません。
そこで、複数回にわたって、カー雑誌『ザ・マイカー』が説明していた、販売台数ランキングNo.1の車の弱点を紹介しています。
※軽自動車やコンパクトカー、セダンのNo.1の車種の弱点は…
⇒販売台数ランキング1位の車の弱点|車選びで欠点を知ることは大切
今回は、その続きとして、
・ミドルサイズミニバン
・ラージサイズミニバン
・コンパクトサイズワゴン
・ミドルサイズワゴン
のNo.1カーの弱点を紹介しますね。
トヨタ・ヴォクシーの弱点は、「追突軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の採用が遅れている」ことです。
トヨタは、他社に比べて追突軽減ブレーキ(自動ブレーキ)が遅れています。
今後、ヴォクシーには、単眼カメラの簡易型が装着される予定ですが、人を見分けられないタイプになるようです。
その点で物足りない感じになってしまいます。
一方、車内が広く乗降性がよい所や、ハイブリッドシステムによる燃費の良さなど、ヴォクシーは長所がたくさんあります。
トヨタ・ヴェルファイアの弱点は、「最新安全装備が非採用」なことです。
上級車に今年から採用が始まっている“トヨタセーフティセンスP”が搭載されなかった。2年以内に全車に設定することが明らかにされているので、近く搭載されるはず。最新の人間を見分けて停止するタイプの早期装着に期待しておきたい。
(引用元:ザ・マイカー)
このように、ヴェルファイアは、安全装備の面で他車よりも遅れているんです。
一方、内装関係の出来栄えは素晴らしく、車内の広さや豪華さ、シートの良さは他車を圧倒しているところが、ヴェルファイアのメリットです。
トヨタ・カローラフィールダーの弱点は、自動ブレーキが簡易型というところです。
カローラフィールダーには、追突軽減の自動ブレーキが設定されましたが、単眼カメラの簡易型です。
人を見分けてブレーキをかけることはできません。
早期に人を見分けるタイプに進化させて、他社に負けないようにしてほしいですね。
一方、使い勝手がよいのが、カローラフィールダーのメリットです。
コンパクトサイズワゴンの中で、最も使い勝手に優れています。
スバル・レヴォーグの弱点は、燃費がよくないないという所です。
燃費性能はいまひとつで、2000ccターボ車のJC08モード燃費は13.2km/Lに留まっていて、もう少し燃費が良くなってほしい所です。
また、1600ccターボ車も、16.0km/L(JC08モード燃費)とやはり物足りないです。
一方、動力性能と安全装備が高水準なのは、レヴォーグのメリットです。
300馬力/40.8kgmの動力性能と、優れた性能のアイサイトが装備されているのは、大きな魅力です。
このように、どんな車でも良い点、悪い点があります。
車を選ぶときは、良い点だけでなく、悪い点も考慮して選ぶようにしてくださいね。
次回は、SUVやスポーツカーNo.1車などの悪い点などについてお話ししますね。